ガチムチオーク兄弟の、笑顔が絶えない楽園に行きたい・・・
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男は居酒屋を後にした。
家に帰ると老人の部屋に向かった。

「おじいさん・・・」


「おぉっ 丁度ええとこに帰ってきたわい。
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 ほれ、この写真を見てみいっ。スナックまみぃのママぢゃ。
 アスールをやったら、わしに夢中になりよってのぅ」


「おじいさんが精で溢れかえっているのは分かっていますよ。
 今日はちょっと話があって・・・」


「なんぢゃ?木の節にでも欲情しておるのかえ?」


「いえ・・・先ほど居酒屋に居たところ、超武砕苦の噂話を聞きました。
 なんでも目を悪くしたようで・・・」


「!?
 まさか、おまえさん会いに行くと言うのかえ?」


「はい。超武砕苦にもしものことがあれば、現存する武砕苦狂の使い手は私だけになりますし
 それよりもなによりも超武砕苦とは話さねばならないこともあります」



しばらく老人は考え込んだ。
そして静かに語り始めた。



「もう・・あの時のことを話しても良かろう。
 毒を飲まされ、わしの家で倒れていた時の話ぢゃ。
 実はあの時、おまえさんを運んできたのは、他ならぬ超武砕苦ぢゃったのぢゃ。」


「なんですとっ!彼女は私を決闘前に殺そうとした当事者なのですよ!なぜそんなことを!?」


「まぁ熱くなるのは分かるが、話は最後まで聞け。
 確かに毒を盛ったのは超武砕苦ぢゃ。
 
 
 しかしあれは、おまえさんが死なないように絶妙の調合がされていたんぢゃ。
 少しぐらいの毒なら、おまえさんは決闘に参加するぢゃろう?
 また一族も戦わせようとするはずぢゃ。
 だからあえて大量の毒でおまえさんを動けなくする必要があったのぢゃ。

 
 しかしぢゃ、おまえさんがそのまま家に居ては、大会後酢漬けにされてしまう。
 唯一とも言える兄弟が、そんな目にあうのは超武砕苦も嫌だったのじゃろうな。


 そこで家業とはまったく関係ない木こりのわしに、おまえさんを託したのぢゃ」



「そんな・・・・・馬鹿な・・ 姉さんは一番になる為に生まれていたようなものなのに・・
 私が弱すぎた為に、こんな・・ことをさせてしまったんだ・・・・」


「いやいや超武砕苦はこうも言っておった。
 弟はたぶん私より強い。決闘となれば二人で争うことになるだろう。
 
 
 そうなると、やさしい弟は私に勝ちを譲る為に酢漬けの道を選ぶだろう。
 純情な弟にそんな思いをさせたくない。汚れるのは私1人でいい。
 弟には別の道を歩ませてあげたい・・・と」






男は涙で老人が見えなくなった。
三十路前になろうかとしている男は、天が震えるほど泣いた。
体中の震えをすべて吐き出すように・・・


「生きていて良かった・・・姉さんにお礼が言えるのだから・・・
 私はこれから、姉さんの所属する猟団に出向こうかと思います。
 行って姉と共に武砕苦狂を広めていきます」


「うむ、いつまでも精進するのぢゃよ」



男に付きまとっていた暗い過去は、スナックまみぃのママのパンツのように白く澄みきっていた。
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