ガチムチオーク兄弟の、笑顔が絶えない楽園に行きたい・・・
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早春の落日である。
夕陽が1人の男に射した。その光ははげしくも鋭くもなく静かに降りるようである。
したたる汗をそのままに天を仰ぐと、包み込むようなすばらしい夕焼け。
時折吹く風は春の香りを漂わせ、やわらかく心地良い。
ゆっくりと揺られる木々の葉がうたた寝しているようにも見える。

男は切り株の上に腰を下ろした。
「ふぅ 今日の分はこれでいいかな」



丈夫な体躯に黒い肌。頭は見事に剃りこまれている。
一見近寄り難い外見をしているものの、男を包む空気は静かで温かい。
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男の生業はハンターでは無い。NOWな風に言うと木こりだ。

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「さぁて 運ぶのは明日にしよう」
男は山を後にした。



イキツケの居酒屋に入り、いつもの席に着く。
店の主人も分かっているようで、男が来るであろう時間は席を空けておいてくれる。



「マスター・・・」

「いつものだね」

「ありがとう」



いつもと変わらない朝日を眺め、いつもと変わらない山に行き、いつもと変わらない居酒屋にくる。
つまらない生活といえばそうであるが、男は満足していたし不満は無かった。



ほろ酔い気分になり店から出ようと立ち上がった時であった。
隣の席で酒を飲む、二人の女性の声がふと耳に入ってきた。




「ねぇねぇ聞いた?憑野ぶさぎのこと?」

「その子あれでしょ?小説の最後をいつも斬り付けたり爆破したりで やっつけ感のある子でしょ?」

「そうそう おしまい☆って書けば何でも良いと思ってるあの子よ
 あの子ね、何だか呪をかけられたかなんだかで今、視力が落ちまくってるみたいよ」

「まじで?それヤヴぁくね?」

「大体MysticLinkおかしなのが多いから、少し病気になったぐらいが丁度良いのよ。
 私の彼氏もあそこに入ってバケツにフンドシされたし・・・最近なんてハメ撮りさせられてるらしいわよ」

「まじで?腕をハムみたいにしたいんだよぉ!とか言ってるんじゃね?」




憑野ぶさぎ・・・」(クリックで素性が確認できます)
男は再びイスに腰を下ろした・・・



「おや勘定じゃないのかい?」

「もう一杯貰おうかな・・・」



いつもと違う雰囲気を感じたマスターは何も言わず醸造酢1.8㍑を男に出した。
馴染みの客なのに理由を聞かないのにはわけがあった。
以前見の内話を切り出したところ、男は頑として話してはくれなかった。
マスターにはそれが無理やり過去を遠ざけているようにも見えた。



以来マスターは男の素性について深入りをしなかった。
それは不快な思いをさせてしまったせめてもの償いであり
変わらず来てくれる男に対しての礼儀でもあった。



男はしまいこんでいた記憶の箱を無理やり壊された気分だった。
溢れ出す記憶を必死に押し込み、冷静さを保とうとした。
立ち去ろうとしていたのに、勝手にイスについたのである。
”もう一杯もらおうかな”がやっと返せる返答だった。



「憑野ぶさぎ・・・いや超武砕苦ねえさん・・・まさかまた聞くことがあるとは・・・」


                                   

つづく



2人の過去に一体何がww

師弟関係?

姉弟?

それともまさか…

元カノ…?w

続きが気になりますなw
【2008/03/22 22:39】 URL | Daran #-[ 編集]
Daran様>先生の推測により道が閉ざされておりますw
【2008/03/23 00:26】 URL | 一撃 #-[ 編集]















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